D辞書Ⅰ(forドローンスキルライオン)とはドローン関係の簡易辞書です。詳細はグローバルネットにございます(^^;)
- あいうえお順 (あ~ん)
- ・エルロン Aileron
- ・エレベーター Elevator
- ・オクタコプター
- ・回転翼機
- ・回転翼機のローターの回転方向
- ・可変ピッチローター
- ・クアッドコプター
- ・抗力
- ・固定ピッチローター
- ・固定翼機(飛行機)
- ・固定翼機(滑空機、グライダー)
- ・地面効果
- ・重力
- ・シングルローター機
- ・推力
- ・スロットル Throttle
- ・送信機
- ・第3者(航空法から)
- ・タンデムローター機
- ・トライコプター
- ・ドローン
- ・ハザードマップ
- ・反トルク
- ・飛行船
- ・ピッチング Pitch
- ・ふきおろし(ダウンウォッシュ)
- ・ブラシ付きDCモーター
- ・ブラシレスモーター
- ・プロペラ
- ・物件(航空法において)
- ・ヘキサコプター
- ・ホバリング
- ・ボルテックス・リング・ステート( セットリング・ウィズ・パワー )
- ・マルチコプター
- ・マルチローター機
- ・無人航空機
- ・模型航空機
- ・ヨーイング Yaw
- ・揚力
- ・ラダー Rudder
- ・ローリング ロール Roll
- ・ローター
あいうえお順 (あ~ん)
・エルロン Aileron
飛行機の場合、右の翼と、左の翼に補助翼があり、これを操作することで右に傾かせたり、左に傾かせたりします。
この補助翼をエルロンと言い、右や左に傾けることをエルロンを操作するといいます
マルチコプター の場合ホバリングの状態ならば、真横に右や左に移動させる操作です。
飛行機とはちょっと違います
左右移動
ローリング ロール

・エレベーター Elevator
飛行機の場合水平尾翼に昇降舵があり、これを操作することで機首を上にあげたり下げたりし、上昇下降時に使用したります。この 昇降舵 をエレベーターと言います。
マルチコプターの場合は前後のローターの調整でそれと同じ効果を持たせ前進させたり後進させたりする操作 です
前後移動
ピッチング ピッチ

・オクタコプター
ローターが8つ。
・回転翼機
翼などを回転させて飛ぶ
・回転翼機のローターの回転方向
( クアッドコプター の場合)
時計回り(CW=Clock Wise)2つ
反時計回り(CCW=Counter Clock Wise)2つ
つまり2つのトルク、2つの反トルクを
うまく調整することで
揚力、推力、抗力、重力を操ります。
よってローターは偶数枚のほうが安定しやすい

青の方向に回転するローターは羽を外すときは時計回しで。
つけるときは反時計回しでねじを閉める
オレンジ方向に回転するローターは羽を外すとき反時計回しで
つけるときは時計回しでねじを閉める

この図とは反対に青のローターとオレンジのローターが逆の位置のマルチコプターもあるから羽の回転を確かめてね。じゃないとねじがダメになるよ

・可変ピッチローター
ピッチ角度が変えられるローター。普通のローターは羽も軸も一体化されていて羽が軸に固定されているが、この角度を変えられるように設計されている。構造が複雑化するがモーターの回転数を変えることなく速度を出したり、機敏な動きができる。
・クアッドコプター
ローターが4つ。
・抗力
後ろに行く力
・固定ピッチローター
ピッチ角度が固定されたローター。 モーターに直接差し込んで使える簡単便利なごく普通のマルチコプターのローター。羽も軸も一体化して作られているから角度は変えられない。よってモーターの回転を遅くして降下させたりするので、風に弱く安定感が 可変ピッチローター に比べ少し劣る
・固定翼機(飛行機)
主翼が機体に固定。プロペラ、エンジンなど推進装置で飛ぶ
・固定翼機(滑空機、グライダー)
主翼が機体に固定。プロペラ、エンジンなど無しで飛ぶ
・地面効果
地表から数メートル以上の高さでの通常の飛行とは異なった空気の流れ、風が起こりやすくなるのが翼、もしくは機体の長さの1/2の高さ(かなり地面に近い高さ)あたりで起こります。
ヘリコプターが着陸するとき、地面に近くなるとふらふらっとするシーンを見たことがあると思います。翼が地面からの揚力(上に行く力)によって機体が安定しなくなる事です。上昇気流も下から揚力を受けるので同じように安定しなくなります。
・重力
下に行く(引かれる)力
・シングルローター機
ローターが1つ。よくみかける一般的なヘリコプタータイプ。後ろの小さいものはテールローターと呼ばれるプロペラで反トルク(プロペラが回転するときの反作用)解消が主な役目。

テールローターがないもので身近なものは竹とんぼ。
ヘリコプターも竹とんぼも同じように空に飛んでいくけど
ヘリコプターはテールローターがあるので操縦席は安定している。
でも竹とんぼに操縦席があったとしたら、操縦席はプロペラと同じように回転するので目が回るね
・推力
前に行く力
・スロットル Throttle
上にあげたり下にさげたりする操作
マルチコプターの場合は全てのローターの回転数の増減で上昇したり下降したりさせます
上昇下降移動

・送信機
無線通信装置で指令を送るコントローラー。プロポ
・第3者(航空法から)
航空法において無人航空機を飛行させる者の関係者(直接的、間接的)以外の者は”人”
ドローンスキルライオンでは、わかりやすく関係のない”人”を”第3者”をしています
・タンデムローター機
ローターが2つ。大きなヘリコプターで前に1つ、後ろに1つ回転翼があるものが一般的。海上救助や自衛隊などで見かける
・トライコプター
ローターが3つ。トルク、反トルクの関係性で2つがメインローターで1つはテールローターっぽいものが多い
・ドローン
無人航空機
・ハザードマップ
豪雨などで堤防の決壊や氾濫や洪水などを予測して、危険な場所、地域、また避難所などを地図上にわかりやすく色分け等で記載していてあるもの。
洪水だけでなく土砂災害や、津波、火山の噴火など、それぞれのハザードマップがある。
インターネットで公開されていたり、 基本的に 市区町村などで無料配布されている。
・反トルク
(プロペラが回転するときの反作用)
例えば右に回転するローターの力と同じだけ、左に回転しようとする力が生まれます。これが反トルク。一般的なヘリコプターの後ろにある小さなプロペラは主回転翼のトルクの力を解消させるための反トルクを生んでいます。
・飛行船
機体に推進力など操縦可能機能をつけ、浮力はヘリウムなどを機体に入れて浮かばせるもの
・ピッチング Pitch
機体を左右横軸にして、機首を上げたり下げたりさせて傾く回転運動
下の画像の緑の矢印のように前後に回転する運動
■画像上
後ろのモーターを高速に回転させ、前を低速にすると前進する
■画像下
横から見た図
機首が下がり前進する。
逆に前のモーターを高速回転させ、後ろを低速にすると機首が上がり後進する。
エレベーター


・ふきおろし(ダウンウォッシュ)
例えばヘリコプターが飛び立つとき、または着陸するとき下向きのすごい風がふきおろし
・ブラシ付きDCモーター
電気を流し伝える構造なのでブラシと回転する整流子が接触してる必要がありモーターが回れば回るほど接触部が摩耗していく。というわけで耐久性が低い
・ブラシレスモーター
ブラシがなく摩耗しやすい部分がないモーター。ちょっと分かりづらいけど位置センサーで制御された回路で接触部を最低限にしたモーター。というわけで比較的耐久性がある。
・プロペラ
翼につける回転するもの。翼だけでは飛行機は飛ばないからプロペラを回して推力を得て主翼によって浮力が生じる
・物件(航空法において)
- 中に人がいる、いそうな機器
車両、自動車、鉄道車両、軌道車両、船舶、航空機、建築機械、港湾クレーン等 - 建築物、その他相当な工作物
ビル、住居、工場、倉庫、橋梁、高架、水門、変電所、鉄塔、電柱、電線、信号機、街灯等 - 下記は保護すべき物件から除外
土地(壊れそうにない)、自然物(木、草等) - 無人航空機を飛行させる者、及び関係者、依頼者等が了承し管理する物件以外
・ヘキサコプター
ローターが6つ。
・ホバリング
浮遊しつつ空中静止
・ボルテックス・リング・ステート( セットリング・ウィズ・パワー )
マルチコプターでいえば飛んでいるマルチコプターを急速に真下に下降させたり、上昇気流が発生しているときに飛ばすとローター付近で渦状の風が発生して乱流の中でもがき、操縦不能になりどんなにローターの回転数を上げても下降し墜落ことがある。このようにヘリコプターなどの回転翼機でよく起きる危険な状態
対策として下降時には少し前進させながらゆっくり下していく。
操縦不能になりかけた進行方向を変更などしその場の乱流から逃れ整流域に移動しなければならないが、完全に乱流域にはまれば操作不能となる
・マルチコプター
回転する翼などが3つ以上のペリコプタータイプのひとつ。一般的にドローンといえばこれ。マルチローター機ともいう
・マルチローター機
ローターが3つ以上。 一般的にドローンといえばこれ。
・無人航空機
人が乗ることのできない飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって、遠隔操作または自動操縦により飛行させることのできるもの(航空法)
総機体重量200g以上。ラジコンも ワイヤーをつけていても 200g以上なら無人航空機です。
・模型航空機
総機体重量200g未満の無人航空機のようなもの
・ヨーイング Yaw
機体を上下軸にして機首が左右に振れる回転運動
例えば画像の緑の矢印のように左に回転する場合、前後左右異なった速度でモーターを回転させます。
右回転の場合は画像とは正反対の回転速度となります。
ラダー

・揚力
上に行く力
・ラダー Rudder
飛行機の場合垂直尾翼に方向舵があり、これを操作して右や左に旋回飛行ができます。この方向舵がラダーです
マルチコプター の場合 ホバリング状態ならコマのようにその場で回転。少し前進しながらだと車でカーブを曲がっていくように操作になります。
回転移動
ヨーイング ヨー

・ローリング ロール Roll
機体を前後を軸に左右に傾く回転運動
ホバリング状態ならばこれによって真横右や左に移動します。
緑の矢印のように左右に回転運動することです
■画像上
向かって前後右側のモーターを高速に回転させ、左側を低速にすると向かって左に移動します
■画像下
向かって前後左側のモーターを高速回転させ、右側を低速にすると向かって右に移動します
エルロン

・ローター
回転する翼。これによって推力から浮力も得る。 上下左右前後 運動を複数のローターの組み合わせで行う
●Photo Artist to respect
Lee Rosario&Gabrielle_RRIによるPixabayからの画像
*Fukidasgi
PexelsによるPixabayからの画像
*Cooperated with DSL
JYZ drone