◆ D STORY(One Take Short Film) Forest Park Race with Kodama. Episode2

Drone Story 001

Forest Park Race with Kodama  Episode 2
One Take Short Film

D STORY(One Take Short Film) Forest Park Race with Kodama. Episode 2

(Please watch with subtitles☆字幕をONにしてご覧ください)

「 Kodama(木霊)とのコンタクト 」

”Episode 1”のラストシーンで木霊に謝りに行こうとした時、あまりの興奮に気を失ってしまったスカイライアン。
気が付いた時には誰もいない夕暮れ間近のいつのも公園だった。
「まぼろしだったのだろうか」
それから数日間は
祟り神の集団にぶっ飛ばされ、
大気圏外の国際宇宙ステーションに激突という終焉まで覚悟していたが、だんだんと夢だったような気がしてきたこともあり、少し間があったがまたこの森林公園にやってきた。

前と同じようににコースを整え
機体チェック、バッテリーチェックなど行いスタート

すると前回と同じように第3ゲートから崩壊。
「これはもしかしたら・・」

怖くもあるがやはり期待が高まっていた
良い言葉が見つからないが、彼にシンパシーのようなものを感じていた

「Kodamaさーん、いらっしゃいますかー」

しばらく崩壊していた第3ゲートあたりを調べ、ふと振り返った枝分かれに”White KODAMA”が笑ってこちらを見ていた

かれは言う

「君は臨機応変に小さくなれないみたいだね。でもこの大きい方ならいけるだろ?」

「もちろん!」

スカイライアンは木霊とのコンタクトに興奮しつつ即答した。

こうしてごく普通に会話できることが
なんだかうれしかった
今度は小さくならなくても通れる大きさだ

「ファイヤーーーー」

そしてゲートをクリア
枝をすり抜け空を仰いだ

「やったぜ!」

これはもしかしたらご褒美なんてことがあるかもしれない。
と、思う間もなく高い枝にとらわれてしまった

あわあわあわ・・

こいつはまいった
なぜか我が人生はスマートフィニッシュしない事ばかりなんだよなー

そして上を見上げた時


少し笑った

「New green leaves are very beautiful」

そうだ、今は初夏
この木も、この森も、若葉が命を叫び、パステルグリーンがまぶしくてにぎやかな森に私はいたのだった

それに今気が付いくとは

いや、「気づきなさいよ」と彼からのメッセージか
これはこれは十分すぎるご褒美だな

スカイライアンはパステルグリーンとその合間合間にこぼれるスカイブルーのグラデーションカラーに、こころ穏やかな気持ちとなり目を閉じおもいっきり深呼吸をした

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